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Macintosh初期のボディカラーを再現できる、3Dプリンター用のフィラメントが販売開始

 Macintosh初期のボディカラーを再現可能な3Dプリンター用のフィラメントがマニアの手によって一般向けにリリースされ、話題になっている。

 1980年代後半から1990年代にかけてMacintoshのボディに使用されていた「レトロプラチナ」カラーは、ホワイトをベースにややベージュが混じった独特の色調が特徴だが、色合いがデリケートなこと、また、時間の経過とともに黄変することもあり、正確な再現は困難だった。今回、予約受付が開始された3Dプリンター用のフィラメントは、ビンテージPCの専門サイトを運営するJoe Strosnider氏が何年もかけて再現したレトロプラチナカラーをベースにしており、Macintoshのボディカラーと同じ色合いの自作アクセサリーを3Dプリンターで出力できる。独占販売でもおかしくないところだが、配合データも公開。この件を報じた「Ars Technica」は「Strosnider氏のような愛好家たちの献身的な努力によって、Appleの昔のコンピューターへの愛着は今後何十年も続くことだろう」と好意的に評している。