月4000円からの基本料金が年内無料で超お得!
15分200円の「カーシェア24」


乗りやすくなった車をレンタカーとカーシェアで活用

カーシェア24
http://www.cs24.jp/

 すっかりお盆休みも過ぎ、オフィスにも日常が戻った頃でしょうか。ETC割引や土日高速千円など、CO2対策が叫ばれている割には、むしろ車が乗りやすくなっている昨今、ドライブを楽しんだという方も多いかもしれません。

 我が家の場合、全員免許は持っているものの、どうしても車が必要になるのは月に2~3回。これだと駐車場代や車検などの諸経費がもったいなく感じて、今は車を持っていないため、その分レンタカーをよく利用します。

 私の場合はレンタカーを借りる場合は2パターンありますが、ひとつは旅行で地方に行ったときに空港や駅から1泊2日で借りるパターン。都内に住んでいると車の必要性はあまり感じませんが、地方では車がないと本当に行動が制限されるので、レンタカーはやはり必須です。

 もうひとつのパターンは、郊外にあるお店に買い出しに行くときに短時間借りるパターン。自分の場合、ネット通販も大好きですが、IKEAやコストコ、大型のアウトレットモールの攻略ももちろん大好き。ただ、これらのショップは残念ながらたいてい駅から遠く、荷物も大量になるので車での来店が基本。この場合もやはりレンタカーが必要です。この短時間の利用の場合は、最近サービスが充実してきたカーシェアサービスも便利です。

 そんなわけで、普段からいろいろなレンタカーサービスを利用していますが、今回ご紹介するのは、そのレンタカーサービスの大手、マツダレンタカーのサイト。とくに、話題のカーシェアサービスは、毎月Aプラン4000円、Bプラン1000円の月額基本料金が年内無料という超お得さ。レンタカーの場合も、無料のWeb会員になると常時20%オフ、キャンペーン時は30%オフとお得です。どちらも秋の行楽シーズンに向けて、レンタカーを利用する機会があるなら、知っていて損はないサイトです。

月4000円からの月額基本料金が年内無料!「カーシェア24」

 そもそもカーシェアとは、これまでのレンタカーのサービスとは違い、契約者で車を共同利用するという考え方のサービスで、15分や30分単位で短時間で借りられます。まだ新しい形態のサービスのため、大手からベンチャーまで、各地でいろいろなサービスがはじまっており、最近の大型のマンションではこのカーシェアのサービスを提供しているところもあるようです。

 そのなかでもマツダレンタカーの行う「カーシェア24」は大規模なカーシェアサービスで、北海道、東京都、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県にステーションが130以上。すべてのステーションは無人で、駐車場の「タイムズ」などに専用のコーナーが設置され、1~3台が配備されています。

 貸し出しのシステムには2パターンあり、対応の駐車場(ステーション)に設置端末があり、その端末がキーボックスになっているタイプと、車の窓ガラスの内側にカードの読み取り機が設置されていて、ICカードで解錠する車載型があります。どちらも最初だけは事前に店舗での登録が必要で、申し込み後、10日ほどで郵送されるICカードを使って、貸し出しや返却の操作を行います。

 車種はマツダのデミオなどが中心ですが、一部でAudiやFIAT、BMWなどの外車も配備され、グレードが高い車種もあります。また、基本的には全車種にETCとカーナビは搭載していますが、チャイルドシートの装備はないため利用する場合は持ち込みになります。

 実際の貸し出しは、フリーダイヤルやステーション端末による直接予約もできますが、基本的にはカーシェア24のWebを利用した予約が便利。カーシェア24のサイトから「予約する」へ進み、利用するステーションを選んで空き情報をリアルタイムで確認して予約ができます。

 予約は携帯電話からも可能で、外出中でも利用が簡単(ただし、携帯電話の場合はキーボックス型ステーションと車載型ではアクセス先のURLが違うので注意)。利用時間の変更や利用ステーションの変更も利用開始時間の1分前まで行え、かなり臨機応変に使えます。

 ただし、通常のレンタカーで対応しているような、借りる場所と返す場所が違う乗り捨ての対応はしておらず、借りた場所に返すのが基本です。

 このカーシェア24は現在、「東京拡大記念」年内無料キャンペーン中。通常はAプランで4000円、Bプランで1000円かかる月額利用料金が、年内いっぱいは無料で利用できるので、かなりお得です。また、カード発行料も通常1500円のところ、1000円と割安になっています。

 通常、AプランとBプランの差は15分ごとの利用料金の違いで、一般(個人・団体・家族)だと、Aプランなら15分200円、Bプランなら15分300円(※ただし法人と学生は15分200円。車両は軽自動車やデミオなどのCクラスの場合)。どちらのプランでも年内は基本料金が無料になるので、年末までAプランで試してみて、実際の利用実績をみて、年末にプランを見直すといいでしょう。

 たとえば、子どもの送り迎えに1時間利用するというような場合、Aプランの場合の利用料金は800円。これにはガソリン代や補償制度の代金も含まれ、距離による加算もありませんから、純粋に800円だけしかかかりません。

現在、「東京拡大記念」で年内無料キャンペーン中。12月30日まで、基本料金が無料になる現在利用できるのは、北海道、東京都、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県の6都道府県

都内のステーションでは一晩駐める「ナイトパック」も

 また、カーシェア24のシステムには、前述のAプランとBプランによるシステムのほか、都内のステーション限定で「ナイトパック」とステーション限定の「定時間パック」があり、こちらは「アーリーナイトパック(18時~24時)」や「レイトナイトパック(24時~翌朝9時)」でAプラン1500円、「ダブルナイトパック(18時~翌朝9時)」でAプラン2000円と長時間でもお得な料金体系。ただしこのプランの場合は距離料金が15円×走行km分かかります。

 このナイトパックには、こんな使い方もあります。たとえば、東京駅近くの会社に勤めていて終電を逃し、八王子まで帰りたいとき。タクシーで帰るとなると、深夜料金の加算も含めて片道17000円と痛い出費になってしまいます。

 こんなときは、会社の近くのカーシェア24で「レイトナイトパック(24時~翌朝9時)」を利用して自分で運転して帰宅し、翌朝の出社までに返すという使い方がお得。レイトナイトパックの1500円分に、東京~八王子の往復100キロ×15円の距離料金、1500円を加算して、合計3000円程度で往復できます。

 さらに、年内まで行われているサービスで注目なのが、「ナイトパック+駐め・ホーダイ」キャンペーン。タイムズステーション池袋、タイムズステーション有楽町イトシアを利用する場合限定ですが、18時~翌朝9時の利用料金2000円+距離料金(15円×走行km)だけで、貸し出している間は関東地方の駐車場、タイムズの利用料も時間内無料というお得なプランです。夕方18:00から翌朝9:00というと、仕事が終わったあとのオフタイム。駐車場代コミでお得に車を使って楽しめます。

カーシェア24の設置されたタイムズ。すでに都内だけでも100箇所以上に設置されています基本的に都内は車載型。車内に設置された読み取り機に、自分のICカードをかざして解錠します

レンタカーもWeb会員なら期間限定で最大30%オフ

マツダレンタカー
http://www.mazda-rentacar.co.jp/

 短時間のレンタルが安くなるのがカーシェアですが、1泊2日など長時間借りるなら、逆にレンタカーのほうがお得です。秋の行楽シーズンになると、旅行先の現地の空港や駅で数日間借りるというケースも多いかもしれません。こうした場合は、カーシェアよりも通常のレンタカーのほうが車種も豊富ですし、返却場所も融通がきくので便利です。

 マツダレンタカーでは、無料Web会員になっておくと、Webからの予約時に車種指定でも15%割引、車種指定なしならさらに5%引きで合計20%割引になります。

 さらに、9月1日からWeb会員限定で最大30%割引の「Run♪Run♪ドライブキャンペーン」が開始されます。C1~C3クラスは最大25%、その他は最大30%割引になります。デミオなどのC1クラスなら、12時間で4725円(+免責補償手数料、ガソリン代)。11月末までの期間限定キャンペーンです。

 レンタカーにはカーナビやETCも搭載されていますから、ETCカードだけ用意しておけば高速道路が土日1000円の割引ももちろん利用できます。ETCカードは車を所有していなくても誰でも作れ、クレジットカードのサービスとして無料で発行しているカード会社も少なくありません。もしも、まだETCカードを持っていない場合は、利用しているクレジットカード会社で無料発行できるかチェックしてみてください。

 このキャンペーンでは、フォトコンテストも開催されていて、携帯電話での応募も可能。応募するだけでマツダレンタカーの1000円分の割引チケットが入手できるので、参加するとさらにお得。

 カーシェアにしろ、レンタカーにしろ、Webからの会員登録と予約はもはや常識。両者を用途に合わせて使い分け、Webやケータイからのサービスを最大限活用して、秋の行楽シーズンを賢く過ごしてください。


関連情報

2009/8/28 11:00


西村 敦子
1973年東京都生まれ。IT系出版社を経てフリーライター兼編集者に。「お得」「半額」「限定」に弱く、お得サイトを見つけては知り合いにメッセンジャーで送りつけている。ブックマークからリアルの机の上まで、整理が苦手なのが悩み。