2009/06/22~06/28
先週は、「Windows 7」の価格体系が発表され、店頭ではさっそくWindows 7への移行キャンペーンがスタートした。Windows 7は米国では10月22日に発売、日本でも同様の時期の発売が予想される。年末にはWindows 7搭載のPCが店頭に並ぶと思われるが、現在販売されているWindows Vista搭載のPCを購入した場合でも、無料~3000円程度でWindows 7のアップグレード版が入手可能となる。
一方、店頭を賑わせたのは「iPhone 3GS」の発売。初代「iPhone 3G」の発売時のような大行列にはならなかったものの、依然としてユーザーの高い注目を集めている。iPhone 3GSでは、動画対応のカメラやデジタル方位磁石といった新たなハードウェアの搭載に加え、内蔵メモリのアップなどによりパフォーマンスの向上も図られている。
セキュリティ対策ソフト関連では、マイクロソフトが無料セキュリティソフト「Security Essentials」のベータ版が公開された。マイクロソフトでは、「Security Essentials」を、新興国などセキュリティ対策が十分でない地域に向けた製品と位置付けている。一方、既存のセキュリティベンダーの動きも活発で、「ウイルスバスター2010」はベータ版が公開、「Kaspersky Internet Security 2010」は欧州で発売、Panda Securityの2010年版製品は日本でも発売されるなど、早くも2010年版の製品が相次いで登場した。
◆「Windows 7」の価格発表、Vistaからの移行キャンペーンも開始
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090626_297047.html
マイクロソフトは26日、次期OS「Windows 7」の日本におけるパッケージ構成と参考価格を発表。日本では「Ultimate」「Professional」「Home Premium」の3エディションを店頭販売する。6月26日からは、Windows Vista製品の購入者がWindows 7を優待価格で入手できる「Windows 7優待アップグレードキャンペーン」と、早期予約でWindows 7を特別価格で販売する「Windowsありがとうキャンペーン」が開始された。
◆「iPhone 3GS」発売、アップルストアなどで早朝販売も
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090626_296969.html
ソフトバンクは26日、iPhoneの最新モデル「iPhone 3GS」の日本での販売を開始した。「iPhone 3GS」は、最新版のOS「iPhone OS 3.0」を搭載。動画撮影にも対応した3メガピクセルオートフォーカスカメラや、デジタル方位磁石を搭載したほか、音声認識機能などにも対応。内蔵メモリ容量のアップなどパフォーマンスの向上により、iPhone 3Gと比較して平均で最大2倍に高速化したという。
◆MS、無料セキュリティソフト「Security Essentials」ベータ版公開
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090624_296291.html
米Microsoftは23日、無料セキュリティ対策ソフト「Microsoft Security Essentials」のベータ版を公開した。現時点では英語版、簡体字中国語版、ポルトガル語版が公開されており、米国、英国、イスラエル、中国、ブラジルのユーザーのみが利用可能。従来有償で販売してきた「Windows Live OneCare」の後継製品として、マルウェア対策機能のみに限って無償で提供する。
◆「Firefox 3.5」リリース候補版が公開
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090622_295596.html
Mozillaは19日、次期Webブラウザ「Firefox 3.5」のリリース候補版(RC版)を一般に公開した。Firefox 3.5では、新たなJavaScriptエンジン「TraceMonkey」を採用し、パフォーマンスと安定性を向上。プライベートブラウジング機能の搭載や、位置通知機能への対応やなどを行っている。23日からは、Firefox 3.5の開発コードネーム「Shiretoko」にちなみ、Mozillaと知床財団で共同キャンペーン「Discover Shiretoko」を開始した。
◆「ウイルスバスター2010」ベータ版公開、ユーザー評価を受け付け
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090622_295595.html
ドレンドマイクロは22日、セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2010(仮称)」の公開ベータテストを開始した。7月10日まで無償ダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista/XP。ユーザー評価を目的としたベータテストで、ベータ版から製品版へのアップデートには対応していない。
◆ストリートビューの法的問題を整理、総務省の研究会
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090623_296049.html
総務省の「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」は22日、Googleマップの「ストリートビュー」機能に代表される道路周辺映像提供サービスなどについての提言案をまとめた。ストリートビューなど現状のサービスについては、顔にぼかしを入れるなどの配慮があれば法的には問題ないが、社会に受け入れられるためには、事前の情報提供などより一層の努力が求められるとしている。
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(編集部)
2009/6/29 12:27
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