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今日は何の日

4月5日:ブログで使われている言語、日本語が英語を抜いて最多に

 「2006年第4四半期にブログで最も使われていた言語は日本語」――当時、ブログ検索サービスを提供していたテクノラティ(Technorati)でCEOを務めるデビッド・シルフィ氏が明らかにしました。それによると、世界中のブログ記事の37%を占め、二位の米国の36%を上回ったとのことでした。確かに、ブログツールやCMSなどが普及する前から、HTMLを手書きしてブログを作成している人はたくさんいました。それ以前のパソコン通信時代から、個人が情報配信をすることに対する関心の高さがあったのかもしれません。そして、その後のSNS好きも、なにかDNAに刻まれているものがありそうですね。

2006年第4四半期における言語別のブログ投稿数(左)と1時間毎の言語別ブログ投稿数(右)(「INTERNET Watch」2007年4月6日付記事『ブログで使われている言語、日本語が英語を抜いて最多に』より)

出典:「INTERNET Watch」2007年4月6日付記事
『ブログで使われている言語、日本語が英語を抜いて最多に』

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『ブログ』と『パソコン通信』と『HTML』の足跡をたどる


「今日は何の日」について

「今日は何の日」は、INTERNET Watchのバックナンバーから、今日という日付に起きた注目すべきニュースを取り上げて解説するシリーズコンテンツです。一般社団法人タイムマップの時系検索エンジン「TIMEMAP」の協力で実現しました。(時限企画:2018年9月まで)