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今日は何の日

4月27日:航空機機内からインターネットが利用できるサービスが発表された日

 2000年の今日、米ボーイング社は航空機向けのインターネット通信サービスを2001年にも商用化すると発表しました。サービスの名称は「コネクション・バイ・ボーイング(Connexion by Boeing)」で、通信速度は1Mbps〜4Mbpsで、機内からはLANを介して接続するというものでした。当時、日本ではJALやANAが採用しましたが、肝心の米国大手航空会社が採用をしなかったことから、採算が確保できず、2006年末にはサービスを終了しました。その後、2008年ごろから、ゴーゴー社が独自の方式で同様なサービスを開始し、今日でもサービスが継続されています。

出典:「INTERNET Watch」2000年4月28日付記事
『ボーイング、航空機内にインターネット接続環境 乗客はフライト中のネット利用が可能に』

▼「TIMEMAP」で深読み
『ボーイング』と『Connexion by Boeing』と『GoGo 機内』の足跡をたどる


「今日は何の日」について

「今日は何の日」は、INTERNET Watchのバックナンバーから、今日という日付に起きた注目すべきニュースを取り上げて解説するシリーズコンテンツです。一般社団法人タイムマップの時系検索エンジン「TIMEMAP」の協力で実現しました。(時限企画:2018年9月まで)