Google、マンガの吹き出しを自動拡大する「Playブックスアプリ」の新機能

　Googleは21日、電子書籍サービス「Google Playブックス」のAndroidアプリをアップデートし、マンガの吹き出し部分を拡大する新機能「ふきだしズーム」を追加した。

　ふきだしズームは、マンガ作品のセリフが描かれた吹き出し部分を機械学習で認識し、音量ボタンを押すか、画面右側をタップすると、画面左上から順に吹き出し部分のみを拡大していく機能。

　ふきだしズームは標準で有効となっており、画面中央をタップすると右上に表示される「Aa」をタップすると、機能をオフにできる。

　機械学習技術は、「Googleフォト」でも採用されているもので、文章で対応する写真を検索できるのと同様、コンテンツ内のセリフのフキダシを検出できるという。

　現在、ふきだしズームの機能が有効なのは、マーベルコミックスとDCコミックスの一部作品のみとなっており、Google Playブックスのウェブサイトから一覧を確認できる