ニュース

プラネックス、豆球のみで撮影可能な無線LANカメラの新モデル

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、ネットワークカメラ「スマカメ」シリーズとして、暗所撮影に対応する新モデル「スマカメムーンライト CS-QR220」を28日より発売する。価格はオープンプライスだが、Amazon.co.jpでの販売価格は1万4799円(税込)。

 月明かり程度の微弱な光でも検出して電気信号に変換できる高感度CMOSセンサーを採用し、最低被写体照度0.1ルクスの低照度性能を備える。これにより、従来の暗視カメラのように赤外線を照射することなく、豆球のみで寝ている赤ちゃんの様子や表情をカラー撮影できる。

 CMOSセンサーは3分の1インチ100万画素のものを採用、720p(1280×720ピクセル)、秒間15フレームのH.264動画をmicroSDメモリカードに保存できる。最大32GBのmicroSDメモリカードに対応し、640×480ピクセルの動画であれば約192時間保存可能とのこと。感度4段階の動体検知機能を搭載しており、検知の度合いを設定できるほか、検知時のみ録画を行うことも可能。また、従来のスマカメと比較して広角な水平画角99度のレンズを備え、より広い範囲を撮影できる。

 カメラにはマイクとスピーカーを内蔵しており、遠隔地から周辺の音声を確認できるほか、話しかけることも可能となっている。

 無償のAndroid/iOSアプリ「スマカメ」を利用すれば、専用アプリでQRコードを読み取りパスワードを入力するだけで映像を確認できるほか、動体検知時には通知を行うよう設定できる。また、動体検知などで自動録画された録画から、目当ての映像を検索・再生できる新機能「スマートプレイバック」をアプリ内課金で利用可能。

 カメラサーバーは、プラネックスで管理運営している国内のデータセンターにて運用されているため、安心して利用できるとのこと。

 このほか、複数台を利用したモニタリングや録画・再生が可能なWindowsアプリ「スマカメPro」(2万2800円)の利用にも対応する。

 ネットワークはIEEE 802.11n/g/bの無線LANに対応。本体には4分の1インチ径の三脚ネジも装備し、電源を確保できれば、さまざまな場所に取り付けて利用できる。本体サイズは約77×102×54mm(幅×高さ×奥行き)。