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パソナ・パナソニックビジネスサービス、13言語に対応した「クラウド翻訳サービス」

 パソナ・パナソニックビジネスサービス株式会社は5日、13言語に対応した「クラウド翻訳サービス」を国内企業向けに提供開始した。年会費・基本料は無料。

 クラウド翻訳サービスは、依頼者と翻訳者をウェブサイト上でマッチングする翻訳サービス。日本語から英語、英語から日本語への翻訳に加え、英語または日本語から簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語への翻訳、計13言語46ペアの翻訳に対応する。

 24時間365日の受付に対応しており、翻訳依頼文をウェブサイトにアップロードすると、登録翻訳者に翻訳依頼メールが送られる仕組み。ウェブサイト上でも翻訳者は翻訳者マッチング中の依頼を確認でき、翻訳結果は翻訳者から直接納品される。少量の翻訳依頼の場合には、10分での納品も可能とのこと。

 料金は、SNSでの情報発信や簡単な掲示物といった簡易な文章の場合が、1語または1ワード5円で、キャリア2~3年の翻訳者が翻訳を行う。宿泊プランや協力先とのメールといった一般的な文章の場合は1語または1ワード10円で、キャリア5年以上の翻訳者が翻訳を行う。なお、校正は行われない。

 数十円からの依頼が可能で、クレジットカードでの都度決済のほか、月ごとにまとめて清算できる請求書後払いにも対応する。また、見積書のダウンロード機能も備える。

 なお、登録可能な翻訳者は、規定の試験に合格した国内または国内在住者となっている。

 このほか、パソナ・パナソニックビジネスサービスでは、技術文章の翻訳をはじめ、海外への工場移転に伴う各種資料の翻訳、国際会議での通訳など、さまざまな専門分野向けに校正付きの翻訳・通訳サービスを提供する翻訳・通訳サービス「マルチランゲージサービス」を提供している。