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「ホームページ・ビルダー21」10月7日発売、バナー画像作成用・ECサイト構築用のソフトを新たに搭載

 株式会社ジャストシステムは、ウェブサイト作成ソフトの新バージョン「ホームページ・ビルダー21」を10月7日に発売する。

 通常版の希望小売価格は1万4100円。書籍「できるホームページビルダー」同梱の書籍セット(1万5050円)、書籍に加えて素材やテンプレートを追加収録した「ホームページ・ビルダー21 バリューパック」(1万7900円)、バリューパックに加え、書籍「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」と追加テンプレートを収録した「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」(2万6500円)も販売する(価格はいずれも税別)。

 ホームページ・ビルダー21では、バナー画像作成・編集ソフト「イメージデザイナー」を新たに搭載する。豊富なテンプレートからバナーを作成できるほか、スタンプや、グラフィック文字も用意されている。作成したページやバナーは一覧で管理でき、複製や再編集も自由に行える。

 ホームページ・ビルダーには、従来からGoogleマップとの連携機能を搭載しているが、新搭載の「地図スタジオ」は、ホームページへの掲載用に、分かりやすいデフォルメされた地図などが作成できる。

 また、すべてのラインアップに、「BASE」「e-shops カート2」「MakeShop」「STORES.jp」「カラーミーショップ」の各ネットショップ運営サービスの提供するカート機能との連携パーツが利用可能になった。ホームページ・ビルダー19より搭載している「ホームページ・ビルダーSP」も引き続き搭載。業種を選ぶだけでウェブサイトを自動作成する機能について、選択可能な業種が従来の10から51に細分化された。

 このほか、ホームページ・ビルダー21 ビジネスパックには、「Yahoo!ショッピング」「楽天」向けの店舗ページを作成をサポートする「ホームページ・ビルダーEC」を新たに搭載した。

 ホームページ・ビルダーECは、「Yahoo!ショッピング」「楽天」で必要となるヘッダーやサイドバー以外の構成要素をドラッグ&ドロップでブロックとして配置し、画像やテキストを配置するだけで作成できる。テンプレートから選んでページを作成することもできる。

 完成したパーツをHTMLで出力したり、画像をFTP転送することが可能。ショッピングモールによりスマートフォン用HTMLに利用できるタグには制限があり、これに準じた出力が行えるという。

 さらに通常版とバリューパックには、ホスティングサービス「ホームページ・ビルダーサービス ぴったり10GBプラン」の6カ月利用権(ビジネスパックは50GBプラン)が付属する。

 ジャストシステムによれば、ホームページ・ビルダーでは、こうしたECサイトを構築・運営するユーザーが過半数を占めるとのことだ。