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Android向けアプリストア「楽天アプリ市場」のサービスを12月12日で終了

サービス提供開始から1年余、アプリの新規ダウンロードはすでに停止

 楽天株式会社は12日、2015年8月より運営していたAndroid向けのアプリストア「楽天アプリ市場」のサービス終了を発表した。12月12日16時、楽天アプリ市場のウェブサイトおよびAndroidアプリの全機能を停止する。これに先立ち、掲載アプリの新規ダウンロードは、9月12日16時にすでに停止している。

 楽天では、楽天アプリ市場に掲載していたアプリが継続利用できるかどうかはアプリごとに異なるとしているほか、アプリ内での課金機能の停止時期もアプリによって異なり、12月12日よりも早い可能性もあるとしている。なお、月額課金アプリの自動決済については自動的に停止される。

 楽天アプリ市場のAndroidアプリで提供されている不正アプリのチェック機能「不正アプリ対策」は、9月30日16時以降に提供予定のアップデートにより利用できなくなるとのこと。サービスが停止する12月12日以降に利用した場合のチェック結果は不正確なものとなるため、それまでに「楽天アプリ市場」のアップデートまたはアンインストールを推奨している。

 同じくAndroidアプリで提供されている「ポイント稼げる」コーナーでは、10月31日16時から案件掲載を停止し、11月30日16時に「交換予定ポイント」の交換申請を停止、12月12日16時に全機能を停止する。

 なお、楽天アプリ市場の「コレクション」コーナーは、12月12日以降もサービスの提供を継続する。