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「MFクラウド経費」が電子帳簿保存法(スキャナー保存の要件緩和)に対応、スマホで撮影した領収書の電子保存が可能

 株式会社マネーフォワードは、クラウド型経費精算ソフト「MFクラウド経費」において9月30日より、電子帳簿保存法(スキャナー保存の要件緩和)に対応すると発表した。アマノビジネスソリューションズ株式会社のタイプスタンプと連携し、スマートフォンで撮影された領収書などの証憑を、電子帳簿保存法の要件を満たす形式で保存できるようにする。

 平成28年税制改正大綱に伴ってスキャナー保存の要件が大きく緩和され、企業は国税庁に申請することで、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した領収書を、必要な要件を満たした場合において、電子化して保存できるようになるという。

 MFクラウド経費では今回、アップロードした時点でのタイムスタンプの自動付与、スマートフォンで撮影した画像の200dpi以上の解像度での保存など、要件を満たすための大幅なアップデートを実施する。

 国税庁への申請受付は9月30日より開始。最短では、9月30日に国税庁に申請すれば、2017年1月1日よりスマートフォンで撮影した領収書を証憑として電子保存可能になり、台紙への貼り付けや領収書を手入力する作業などから開放される可能性があるとしている。