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「Google Allo」の「Googleアシスタント」が日本語に対応

 Googleは13日、スマートフォン向けのメッセージングアプリ「Google Allo」で利用可能なAIベースの対話型アシスタント機能「Googleアシスタント」の日本語版の提供を開始した。

 Alloは、テキストに加えて、LINEスタンプのような「ステッカー」や画像を送信できるメッセージングアプリ。スワイプで文字サイズを調整して、強調したメッセージを送信できる「シャウト機能」や、写真に書き込みをして送信する機能も備える。グループチャットも可能で、相手がAlloユーザーでなくても、SMSを通じて会話が行える。

 Alloでは、「Cloud Vision API」としてすでに提供されている機械学習ベースの画像認識技術と、人工知能により自然言語を認識できるAI「Googleアシスタント」が利用できるのが特徴となる。

 Alloで「@google」にメッセージを送信すると、Googleアシスタントの機能を呼び出せる。友人とのグループチャットの最中に呼び出して会話に加えることで、会話を途切れさせることなく、情報を調べてシェアできる。

 例えば、友人とイタリアンレストランに行きたいという会話をしていれば、近所にあるイタリアンレストランをGoogleアシスタントが検索し、画面内に自動的に表示してくれる。そのままGoogleマップを起動したり、店舗に電話をかけたり、OpenTableと連携して席の予約をすることができる。

 また、Googleアシスタントとの会話では、今日の天気やニュース、経路情報、レストランやカフェの情報、フライト情報、スポーツの結果、面白い動画などを調べてAlloの画面に表示できるほか、1対1でゲームをプレーすることも可能だ。