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Wi-Fiデバイス間を正確に同期する認定規格「Wi-Fi TimeSync」

 Wi-Fi Allianceは5日、複数のWi-Fiデバイス間を正確に同期する認定規格「Wi-Fi TimeSync」を発表した。

 Wi-Fi TimeSyncは、同期用の信号により、デバイス間でサブマイクロ秒単位のクロック同期を実現する規格。インフラストラクチャモードとピアツーピアモードの両方で動作する。

 これにより、Wi-Fi接続された複数のワイヤレススピーカー間での音源再生や、マルチスクリーン間でのビデオ再生などが実現する。

 産業施設では、Wi-Fi対応センサーで機器の挙動を監視し、正確な出力を行うために機器の機能を時系列で監視するといったことが可能。Wi-Fi Allianceでは、自動車、医療、IoTといった産業を促進する可能性があるとしている。