番組をダウンロード可能なラジオアプリ「ラジオクラウド」提供開始、文化放送やニッポン放送など11局

「ラジオクラウド」アプリ画面

　株式会社博報堂DYメディアパートナーズは30日、ラジオ局が制作した番組を無料で聴取できるアプリ「ラジオクラウド」の提供を開始したと発表した。対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 9以降。

　サービス開始時の参加放送局は、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、毎日放送、ラジオ大阪、ラジオ関西、京都放送、ラジオ沖縄、ラジオNIKKEI、TOKYO FM、J-WAVEの11局。

　サービスの利用には会員登録が必要。コンテンツはダウンロードしてオフライン状態で聴取できるほか、マイリスト上にダウンロードしたコンテンツを自動で連続再生することも可能。

　0.5倍速／1倍速／1.5倍速／2倍速で再生できる「倍速再生機能」のほか、前後15秒に再生をスキップできる「固定秒数スキップ機能」、5分後／10分後／15分後／30分後／45分後／1時間後にタイマー設定する「スリープタイマー機能」を備える。

　広告主は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社が提供するDMP「AudienceOne」の導入により、コンテンツを聴取するユーザーに対して、動画／音声広告のターゲティング配信を可能としている。なお、広告販売は3月以降を予定。