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MOTEX、ネットセキュリティの原理原則をまとめた「セキュリティ 7つの習慣・20の事例」無償公開、社内・学校の講師用資料も付属

 エムオーテックス株式会社(MOTEX)は23日、インターネットセキュリティに関する原理原則をまとめた「セキュリティ 7つの習慣・20の事例」の提供を開始した。全ページを無料ダウンロード可能なPDF版を公開するほか、書籍版の販売も行う。

 社内や学校などの研修でも活用できる「講師用資料」と、研修後の社員の理解度を確認できるテスト資料もあわせて公開する。書籍版の価格は1200円(税・送料別)。書籍版を10冊以上購入した場合は、これら各資料の編集可能なデータを提供。自社に合った資料を作成することができる。

 自宅やオフィス、外出先など日常生活のあらゆる場面に結び付く「セキュリティ 7つの習慣」と、身の回りの情報漏えいリスク「20の事例」を集約。強固なパスワードやソフトウェアを最新状態に保つための方法やSNSの設定・使い方を解説している。監修は岡田良太郎氏(株式会社アスタリスク・リサーチ/OWASP Japan代表)、徳丸浩氏(HASHコンサルティング株式会社代表取締役)。

理解度テスト

 MOTEXによると、セキュリティに関して「難しい」「自分には関係ない」と敬遠する人が多く、企業内でもセキュリティに関する格差が問題になっているという。また、同社が実施したインターネット調査によると、全国で働くビジネスパーソンの約7割(71.1%)が「自身のセキュリティ知識に自信がない」と回答しており、情報システム担当者の約8割(84.0%)は「社内でのセキュリティ教育に改善の必要がある」と回答している。これらの課題を解決するための試みとして、セキュリティブックを作成したとしている。