ニュース

「オフィスソフトの授権が終了」、Officeプロダクトキーのフィッシングメール再び出回る、3月末以来6回目

 件名が「[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!」という、マイクロソフトをかたるフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会が注意を喚起している。

 フィッシングメールから誘導される偽サイトは、6月6日17時時点で稼働中。24時間後にプロダクトキーを無効化するとして、Microsoftアカウントとパスワードの入力を促す内容だ。「今すぐ認証」をクリックすると、Microsoftアカウントのサインイン画面が表示され、Microsoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力すると表示される「詳しいお客様情報の追加」の画面は、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報の入力を促すものとなっている。

 偽サイトのURLは、「http://field●●●●.net/oh59xv61/gz28/da42.pdf」「http://field●●●●.net/lg58wl17/cp84/dl99.pdf」「http://field●●●●.net/zf94eu11/ep69/kw59.pdf」「http://field●●●●.net/ready.html」「http://supprt●●●●.info/」「http://warning-securityprotection-●●●●.com/」など。

 フィッシング対策協議会では、メールアドレス、パスワード、PINコード、氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号情報などを絶対に入力しないよう注意を呼びかけている。

 これまで、OFFICEのプロダクトキーに関するフィッシングメールは、「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」などの件名で、1月12日、1月30日、2月24日、3月17日、3月31日にも出回っている。日本マイクロソフト株式会社でも、ウェブサイトで注意を呼び掛けている。