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エレコム、PoE受電に対応した法人向けネットワークカメラ3製品発売

 エレコム株式会社は、PoE(Power over Ethernet)受電対応の法人向けネットワークカメラ「NCBシリーズ」3製品を6月下旬に発売すると発表した。

 NCBシリーズは、法人市場における顧客の要望を分析した結果に基づき製品化したネットワークカメラで、小規模店舗などへの設置に最適としている。

 いずれの製品もPoE受電に対応しているため、カメラ周辺での電源工事を不要としている。200万画素CMOSセンサーを搭載し、最大1920×1080ピクセル(30fps)で撮影可能。水平画角113度の広角レンズにより広範囲を監視できる。また、本体にmicroSDスロットを備えており、microSD/microSDHC/microSDXCのメモリーカードに映像を保存できる。

 最大16台までのネットワークカメラを登録できる無料の管理ソフト「SkyLink View Pro」も付属しており、常時録画や動体検知録画など撮影の各種設定、録画映像の確認が可能。録画映像は1/32~32倍速での再生が可能。

 製品ラインアップのうち、ヴァンダルドームタイプの「NCB-DP200BUWH」は、屋外の軒下や店舗・倉庫などでの監視に適している。保護等級IP66に適合した防水・防塵機能とIK等級IK08に適合した耐衝撃性能を持っており、屋内・屋外で利用できるとしている。また、カメラレンズの周囲に赤外線LEDを配置し、夜間や暗い場所での撮影を可能としたIRナイトビューモードも搭載する。価格は3万7500円(税別)。

 本体の大きさは110×80mm、重さは500g。

「NCB-DP200BUWH」

 パレットタイプの「NCB-DP200BWGR」は、屋外設置に適した保護等級IP66の防水・防塵仕様でIRナイトビューを備えており、駐車場や店舗・倉庫などの監視に最適としている。価格は3万7500円(税別)。

 本体の大きさは73×189.5mm、重さは610g。

「NCB-DP200BWGR」

 ミニドームタイプの「NCB-DP200AWWH」は、オフィスや店舗・倉庫など屋内監視に最適としている。小型サイズのため屋内でも目立たずに設置でき、内蔵マイクにより音声も同時に記録可能。価格は3万3000円(税別)。

 本体の大きさは95×50mm、重さは180g。

「NCB-DP200AWWH」