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250台接続可能な11ac対応無線LANルーター、ASUS「BRT-AC828」

デュアルWANでネット2Gbps、LAGで有線LAN 4Gbpsを実現、M.2 SSDでNAS化も

 ASUSTeK Computer(ASUS)は10日、最大1734MbpsのIEEE 802.11ac/n/a/g/b対応無線LANルーター「BRT-AC828」を発売した。予想実売価格は4万3000円前後(税込)。

 BRT-AC828は、4本の外付けアンテナを搭載する無線LANルーター。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド、MU-MIMO、TurboQAMに対応しており、最大転送速度は1734Mbps(5GHz帯接続時)、または800Mbps(2.4GHz帯接続時)。

 1.7Ghz駆動のデュアルコアCPU「Qualcomm IPQ8065」と256MBメモリを搭載することで、高速な処理と、最大250台の機器の同時接続を実現している。

 本体背面にはギガビット対応のWAN×2ポートを装備しており、2GbpsのWAN帯域を実現可能。また、前面と背面に1基ずつ装備するUSB 3.0ポートのいずれかにモデムを接続すれば、WAN接続が利用できない場合にバックアップ回線として利用できる。ギガビット対応の有線LAN×8ポートを装備し、最大4Gbpsの転送速度を実現できるリンクアグリゲーション(LAG)機能も備える。

 店舗などでの利用も想定しており、フリーWi-Fiスポット構築用のメニューも用意されている。また、侵入防止システムやコンテンツフィルタリング、ペアレンタルコントロールなどのセキュリティ機能を搭載する。

 本体にはM.2スロットを装備し、SSDを装着すればNASとしての利用も可能。本体サイズは190×300×49.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は950g。