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陶器の皿の置物のような11acトライバンドWi-Fiルーター、バッファロー「WTR-M2133HP」
2017年11月29日 13:23
株式会社バッファローは、白い円盤状の筐体を採用したIEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「WTR-M2133HP」を2018年1月上旬に発売する。価格は2万7700円(税別)。パールホワイトグレージュと、2月上旬発売のパールローズグレージュの2色をラインアップする。
WTR-M2133HPは、5GHz帯×2と2.4GHz帯のトライバンドに対応する無線LANルーター。5GHz帯のW52・53と2.4GHz帯用にはそれぞれ全方向アンテナを内蔵、5GHz帯のW56用には、前後0~90°と横方向0~270°に可動できる2本のアンテナを装備する。
同社では筐体デザインについて、白い円盤形状の本体で「軽快感と広範囲に電波を送受信するイメージを表現した」とするほか、電波が飛ぶ方向を視覚的にイメージできる外部アンテナと、全体的に光沢を抑えた陶器のような質感と落ち着きある配色により、「高級家具などインテリアとの親和性や機能美が高い新機軸のデザイン」としている。
接続端末の「機器判別機能」と、5GHz帯、2.4GHz帯のうち混雑していない方へ自動で接続を切り替える「バンドステアリング」、ほかのWi-Fi機器や電子レンジなどから発生する干渉ノイズを自動的に検知して回避する「干渉波自動回避機能」を備え、同社の従来機種「WSR-1166DHP3」との比較で約1.5倍の速度向上を実現したという。「ビームフォーミング」にも対応する。最大通信速度(理論値)は866Mbps(5GHz接続時)または400Mbps(2.4GHz接続時)。
さらに、「アドバンスドQoS」機能において、4K動画の配信を優先する「4Kモード」を新たに搭載。同社では「ひかりTV 4K」への対応をうたう。また、「IPoE IPv6」にも対応する。
このほか、ネット接続時間を管理できる「キッズタイマー」、有害サイトへの接続をブロックする「i-フィルター for BUFFALO」といったペアレンタルコントロールの機能や、AOSS/WPSボタンで無線LANルーターのSSIDと暗号化キーの設定を移行できる「無線引っ越し機能」にも対応する。
本製品専用のAndroid/iOSアプリ「WTR Manager」では、接続機器の状況を確認できる。また、同じく円盤状の筐体を採用した近日発売予定の専用中継機「WEM-1266」と組み合わせたWi-Fi環境の構築が可能だという。
本体底面には、いずれもギガビット対応のWANポート×1とLANポート×3、USBストレージやプリンター、オーディオ機器の接続が可能なUSB 3.0ポート×1を装備。ルーター/ブリッジ/中継器の各モード切替用の物理スイッチも備える。本体サイズは直径213mm、厚さ70mm、重量は970g。