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ASUS、既存Wi-Fiルーターで家中くまなく接続できるメッシュネットワークを構築できる最新ファームウェア

 ASUS JAPAN株式会社は、同社製無線LANルーターでメッシュネットワークを構築できる新機能「AiMesh」を追加するファームウェアの提供を開始した。

 既存モデルの無線LANルーターで、家中くまなくWi-Fiの電波を届けられるメッシュネットワークを構築できるのが特徴。対応製品は、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の「ROG Rapture GT-AC5300」「RT-AC88U」「RT-AC86U」「RT-AC68U」。うち1台をプライマリルーターとしてインターネットに接続して利用。異なる製品の組み合わせにも対応する。AiMeshのセットアップは専用アプリまたはウェブブラウザー上の「ASUSWRT」から設定可能。

 AiMeshでは、有線接続または最適な周波数帯(5GHz帯/2.4GHz帯)を選択してAiMesh対応のルーターと接続する。トライバンド対応モデルでは、2つの5GHz帯域のうち、1つをルーター間の通信に使用。故障した機器を含む経路を避けて、最適な経路を再構成する「自己修復機能」も搭載する。AiProtection、QoS、ペアレンタルコントロールなどの機能は、接続される先のルーターが切り替わってもバイパスされることなく使えるとしている。また、メッシュネットワークの周波数帯ごとに異なるネットワーク名を設定することも可能。