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マウス、Windows Server 2016 Standard搭載の小型サーバー「SV230ST シリーズ」

ESET社のセキュリティソフト体験版も付属

 株式会社マウスコンピューターは、法人向けPCブランド「MousePro」において、「Windows Server 2016 Standard」搭載小型サーバー「SV230ST シリーズ」を発売した。価格(税別)はエントリーモデルの「MousePro-SV230STE」が17万9800円、スタンダードモデルの「MousePro-SV230STB」が20万9800円、Western Digital製のNAS向けHDD「WD Red Pro」搭載モデルの「MousePro-SV230STX-RED」が29万9800円。

 筐体は共通しており、従来製品「MousePro SV220ST」シリーズの約2倍となる32GBのECCメモリを搭載可能で、HDDは最大5基まで装備できる。

 エントリーモデルのMousePro-SV230STEは、CPUにCereron G3930(2コア、2.90GHz)を採用し、メモリ4GB、1TB HDD×2(RAID 1構成)を搭載。チップセットにIntel C232、グラフィックスチップはAspeed AST1400を採用する。

 スタンダードモデルのMousePro-SV230STBは、エントリーモデルと基本性能は共通で、CPUはXeon E3-1220v6(4コア、3.00GHz)、ストレージは2TB HDD×2(RAID1構成)に変更されている。

 MousePro-SV230STX-REDは、スタンダードモデルからストレージが2TB×4(WD Red Pro)に変更されている。

 インターフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポート×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、D-sub×1。本体サイズと重量は3モデルとも共通で、約200×337×273mm(幅×奥行×高さ)、約8.05kg。

 OSとして採用しているWindows Server 2016 Standardの搭載する「Active Directory」により、複数ユーザーやアクセスの一元管理に対応する。オンプレミス環境の各ユーザーは、シングルサインオン(SSO)でアプリやサービスを使用可能。データ重複除去機能にも対応する。

 また、Windows Server用に最適化されたセキュリティソフト「ESET File Security for Windows Server」の90日間無償体験版が付属する。製品版への移行はマウスコンピューターの法人営業窓口で受け付けている。

ESET File Security for Windows Server