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freeeが「freee Wi-Fi」提供開始、クラウド会計ソフトなどのユーザー向けに

 クラウド会計ソフトなどを提供するfreee株式会社は14日、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供する「働き方改革」関連ソリューションにおける協業を発表した。

 NTT東日本では、中小企業がICTを活用して生産性向上や業務効率化を図るための各種サービスを販売している。その中のバックオフィス業務の効率化支援ツールとして、freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」と「人事労務 freee」がサービスラインアップに追加された。

 あわせてfreeeでは、freeeのユーザー向けに提供する「freee Wi-Fi」などのサービス開始も発表した。NTT東日本のグループ会社であるNTTソルコ&北海道テレマート株式会社が提供する光ファイバーインターネット接続サービスやオフィス向けWi-Fiサービスを、クラウド会計ソフト freeeおよび人事労務 freeeのユーザー向けに割安料金で提供するもの。

 光ファイバーインターネット接続サービス「freee光 powered by みんなのひかり」は、戸建て住宅タイプが月額4600円または月額4900円、集合住宅タイプが月額3600円または月額3900円(価格はすべて税別、以下同)。最大通信速度は建物の設備状況により異なり、100Mbps/200Mbps/1Gbpsのいずれかとなる。初期費用は、事務手数料が3000円。また、フレッツ光の回線を新規に導入する場合は、このほかに回線工事費が必要。一般的な回線工事費は戸建て住宅で1万8000円、集合住宅で1万5000円。30カ月の分割で、月額料金とは別に支払うかたちになる。

 この光ファイバーインターネット接続サービスに、オフィス向けWi-Fiサービスをセットにしたプラン「freee Wi-Fiパック」も用意した。オフィスで簡単に導入できる運用サポート付きのWi-Fiサービスとして、NTT東日本が提供する「ギガらくWi-Fi」のラインアップのうち、ハイエンドプランをセットにしたものだ。シスコシステムズ製のIEEE 802.11ac対応Wi-Fiアクセスポイント1台が提供され、オフィスに簡単にWi-Fi環境を構築できるという。戸建て住宅タイプが月額7400円または月額7700円、集合住宅タイプが月額6400円または月額6700円(いずれも5年契約の場合の月額料金)。

 「クラウドとWi-Fiという親和性の高いサービスをfreeeが提供することにより、スモールビジネスのバックオフィス業務を自動化・効率化し、人手不足の課題を解決することで、スモールビジネスが本業にフォーカスしやすい環境作りをサポートしていく」(freee)としている。