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Wi-FiルーターのCPU性能向上で50%強の速度アップ、バッファローが新製品「WSR-2533DHP2シリーズ」

 株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応Wi-Fiルーターの新製品「WSR-2533DHP2シリーズ」を9月中旬に発売する。価格(税別)は1万4300円。

 最大通信速度は、5GHz帯接続時1733Mbps、2.4GHz帯接続時800Mbps。5/2.4GHz共用のアンテナを4本搭載し、256QAMとビームフォーミング、ビームフォーミングEXに対応する点も、従来モデル「WSR-2533DHP」と変わらない。

 ただし、新たにMU-MIMOに対応したほか、搭載CPUを1.35GHz駆動のデュアルコアに強化。同社の測定によれば、通信速度が下りが647Mbpsから1046Mbpsへ、上りが669Mbpsから1001Mbpsへ、約54~56%向上しているという。

 ほかのWi-FiルーターからSSIDとパスワードを引き継げる「無線引っ越し機能」や、ゲスト用にWi-Fiを提供できる「ゲストポート機能」、インターネットの利用時間帯を制限する「キッズタイマー」、有害サイトへの接続をブロックする「i-フィルター for BUFFALO」(有料、60日間無料試用可)の各機能を備える。

 また、Android/iOS向けに提供されている「StationRadar」アプリでは初期セットアップが行えるほか、「QRsetup」ではQRコードを読み取るだけでルーターへの接続設定が行える。

 本体背面にはギガビット対応のWAN×1ポート、LAN×4ポートを搭載。やや丸みを帯びた新デザインの筐体を採用し、縦置きや壁掛けに対応する。カラーはクールブラックとシャンパンゴールドをラインアップする。本体サイズは160×160×37.5mm(幅×奥行×高さ)、重量382g。

 なお、バッファローでは、新モデルの発売に合わせ、従来モデル「WSR-2533DHP」の型番を変更。カラーラインアップをブラックのみとし、価格を1万2000円へ値下げした「WSR-2533DHPL」として発売している。