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Apple、macOSで「QuickTime 7」のサポートを終了

 Appleは「QuickTime 7」のサポート情報ページを更新し、macOSでのサポート終了を正式に告知した。英語版ページの最終更新日は9月25日、日本語版ページは10月9日となっている。

 サポートページには、「Appleでは、QuickTime 7およびQuickTime Player 7のサポートを終了いたしました。今後リリースされるmacOSでの対応予定はありません。」と明記されている。

 macOSには、最新版となる「QuickTime Player 10」が標準で組み込まれているが、現時点ではまだ提供が継続している「QuickTime Player 7」をインストールして利用することは可能。

 なお、Appleでは、2018年6月の「WWDC 2018」において、macOS 10.14 Mojaveが32bitアプリをサポートする最後のmacOSとなることを発表していた。

 「QuickTime 7 for Windows」については、2016年4月に2件の深刻な脆弱性が発見されたが、これに対してAppleはセキュリティアップデートを提供する予定がないと回答。そのままサポートを終了していた。