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QNAP、10GBASE-TとM.2×2を搭載、ホーム向けファンレス2ベイNAS「HS-453DX」
2018年12月3日 13:17
台湾QNAP Systemsは、10GBASE-TとM.2スロット×2を装備するホーム向けのファンレス2ベイNASキット「HS-453DX」を発表した。
AV機器のような横置きタイプで、高さ約42.8mmの薄型筐体を採用。筐体の左右端に3.5インチベイを備えるほか、背面には、4K出力に対応するHDMI 2.0×1、HDMI 1.4b×1を装備。HDD冷却用のファンは非搭載で、動作時ノイズは6.2dBA(SSD搭載時)または13.0dBA(HDD搭載時)。
CPUには、ファンレスで動作するCeleron J4105(クアッドコア、1.5GHz)を採用。AES-NIハードウェア暗号化と、4K動画のリアルタイムトランスコードにも対応する。
このほか背面には、マルチギガに対応する10GBASE-T×1を搭載。最大転送速度は読み込み時677MB/s、書き込み時648MB/s。また、ギガビット対応のLANポート×1、USB Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2も搭載する。
本体にはSATA接続のM.2スロット×2をキャッシュ用として装備。メモリはDDR4 SO-DIMM×2を搭載可能で、4GB×2の「HS-453DX-8G」と、2GB×2の「HS-453DX-4G」がラインアップされる。
本体サイズは404×220×42.8mm、重量2.40kg。