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「AVG 2019年版」はAI技術で偽サイトを10秒以内に認識、セキュリティ対策ソフト最新版提供開始

 AVG Online Security Softwareは、セキュリティ対策ソフトの最新版「AVG 2019年版」の提供を開始した。有料版「AVG Internet Security」の料金は、1家庭あたり台数無制限の年額7980円(税込)。「AVG AntiVirus FREE」は無料で利用できる。対応OSはWindows、macOS、Android。

無料版と有料版で共通する新機能

 AI技術により、フィッシングサイトを10秒以内に認識してユーザーを保護できる自動脅威検出機能を新たに搭載。疑わしいサイトのトークンやドメインのメタ情報を自動的に確認し、サイトの視覚的要素を検証するという。

 また、アプリやプログラムの全画面モード時に、通知の表示を無効化する「サイレントモード」が新たに搭載された。これにより、Windowsやブラウザーなどの通知をブロックし、作業やゲームに没頭できる。

有料版「AVG Internet Security」の新機能

 有料のAVG Internet Securityに搭載された新機能「機密データシールド」は、職務経歴、健康記録、旅行チケットなど、個人や家族の情報を含むファイルを特定し、権限を持たないマルウェアなどのソフトウェアや、権限のないユーザーによるアクセスや変更からファイルを保護する。

 このほか、画像データを暗号化できるほか、不要なファイルを削除できる「プライベート・データ保護」、オンラインバンキングやオンラインショッピングの際にペイメント情報を保護する機能、偽サイトへのリダイレクトを防ぐ「セキュアDNS」の機能も備える。