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「サイボウズLive」サービス終了まであと3カ月、「Chatwork」へのデータ移行に対応
2019年1月11日 13:03
Chatwork株式会社は11日、同社が提供するビジネスチャットサービス「Chatwork」において、「サイボウズLive」からのデータインポートに対応したと発表した。
サイボウズLiveは、サイボウズ株式会社が提供してきた無料グループウェアだが、システムの老朽化などにより、4月15日でサービスを終了することがすでにアナウンスされている。サービス終了後はログインできなくなり、データにもアクセスできなくなるため、サイボウズではユーザーに対して、早めにデータのエクスポートを行うよう案内している。
今回のChatworkでのデータインポート対応により、サイボウズLiveを利用していたユーザーが、サイボウズLiveの掲示板のスレッドデータをChatworkにインポートし、過去のサイボウズLive上でのやり取りをChatworkで検索できるようになる。
なお、インポートできるデータは、掲示板の一括エクスポートデータのみ。その他のデータには対応していないほか、掲示板に添付されたファイルの自動移行もできないため、添付ファイルについては手動でのダウンロード/アップロードとなる。
また、データインポートは、Chatworkの利用プランにかかわらず利用できるが、フリープランと有料プランでは、インポートしたスレッドデータがChatworkのグループチャット上に反映される仕様が異なる。有料プランでは、1つのグループチャットに1つの掲示板のデータがインポートされる。これに対してフリープランでは、1つのグループチャットにすべての掲示板のデータがまとめてインポートされる。なお、いずれのプランにおいても、発言の投稿日時は、サイボウズLive上で実際に発言した日時ではなく、インポートした日時で表示される。
【お詫びと訂正 1月15日 12:45】
記事初出時、有料プランの仕様について誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
誤:
有料プランでは、1つのグループチャットに1つの掲示板のデータがインポートされ、発言の投稿日時はサイボウズLive上で実際に発言した日時で表示される。これに対してフリープランでは、1つのグループチャットにすべての掲示板のデータがまとめてインポートされ、発言の投稿日時はインポートした日時で表示される。
正:
有料プランでは、1つのグループチャットに1つの掲示板のデータがインポートされる。これに対してフリープランでは、1つのグループチャットにすべての掲示板のデータがまとめてインポートされる。なお、いずれのプランも、発言の投稿日時は、サイボウズLive上で実際に発言した日時ではなく、インポートした日時で表示される。