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信州のリゾート地でテレワークを、長野県が首都圏の企業にアピール
3月1日に東京でフォーラム開催
2019年2月20日 07:00
長野県は3月1日、「信州リゾートテレワークフォーラム in東京」を大手町サンケイプラザで開催する。16時開始で、第1部は講演、第2部は交流会という構成。参加費は無料で、定員は100名。信州リゾートテレワークの公式サイトまたはファックスで参加申し込みを受け付けている。
長野県は、同県のリゾートエリアに一定期間滞在しながらテレワークが行える環境を実現するための「信州リゾートテレワーク」の事業を推進している。豊かな自然環境で過ごす休暇と、創造性が発揮できる仕事を両立できるため、仕事が気になって休めない社員の有給休暇取得などの働き方改革や、リラックスして楽しみながら仕事をすることによる生産性の向上およびストレス軽減などが期待できるとしている。今年度は茅野市、軽井沢町、白馬村をモデル地域として受け入れ体制を整備し、リゾートテレワークの体験イベントも開催している。
フォーラムの第1部では、長野県知事のあいさつに続き、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社の日本代表である阿部伸一氏による「テレワークから始まる新しいライフスタイル」、NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部ビジネスイノベーション推進室の湊大空氏による「持続可能な働き方を実現するために私たちが今しなければならないこと」といった講演が行われる。
さらにモデル地域の3市町村の実践事例を発表。働き方改革や、有給休暇率・生産性の向上に取り組んでいる企業の担当者らに、同事業への理解と活用を呼び掛ける。
第2部は、料理研究家で長野県「おいしい信州ふーど」公使の横山タカ子氏による信州の料理を囲んだ交流会が催される。