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最大4.8Gbpsの11ax対応Wi-Fiルーター「Nighthawk AX8」、ネットギアが発売

 ネットギアジャパン合同会社は、「Wi-Fi 6」ことIEEE 802.11axに対応するWi-Fiルーター「Nighthawk AX8」を発売した。Amazon.co.jpでの販売価格は4万9004円(税込)。発表された2月末当初は4月上旬とされていた発売が早まったかたちだ。

 Nighthawk AX8は、IEEE 802.11axに対応し、1024QAMの変調方式、8ストリームMIMO、160MHzチャネル幅により、5GHz帯接続時で最大4800Mbps、2.4GHz帯接続時で最大1200Mbpsの通信が行える。

 AX8の筐体には、左右へ羽根のように伸びた部分があり、中には各2本ずつ、計4本のアンテナが内蔵されている。これまで蓄積してきた技術力とノウハウを惜しみなく投入されており、Wi-Fiルーターのユーザーから寄せられる「アンテナの調整が難しく、面倒」との声に対し、こうした作業を不要にしたという。

 なお、AX8は1.8GHz駆動のクアッドコアCPUを採用。暗号化方式としてWPA3を新たにサポートする。ギガビット対応のLAN×5ポートとWAN×1ポートを備え、うち2ポートはリンクアグリゲーションに対応する。また、USB 3.0×2ポートを装備し、ストレージやプリンターを接続して共有可能。

 初期設定は、スマートフォン向けのNighthawkアプリやPCで、簡単にセットアップが行えるという。本体サイズは273×202×72mm(幅×奥行×高さ)、重量1281g。

 ネットギアジャパンでは、11ax(Wi-Fi 6)と5Gの通信技術が2019年の同時期に利用可能となる背景にはIoT技術の普及があり、この2つの通信技術は、爆発的に増加する無線通信需要に応えるために開発されたもので、より多くの端末が同時に、遅延なく通信できる環境を提供する点で共通するとしている。

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