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日本通運を装う不審なSMSを確認、リンク先で偽警告を出したりApple IDを窃取
2019年5月22日 12:36
日本通運株式会社を装った不審なSMSが確認されたとして、同社では注意を呼び掛けている。不審なSMSは「お届けの荷物をお預かりしている」「支払いをお願いします」といった内容で、フィッシングサイトにアクセスするURLが記載されている場合がある。
同社広報によると、4月中旬ごろに不審なSMSに関する問い合わせが外部から寄せられたという。リンク先のフィッシングサイトで表示される内容について、同社が把握している事例は以下の通り。
事例1:「マルウエアWEBサイトの警告」「データが盗まれます」と表示される
事例2:同社によく似た名前のウェブサイトにアクセスし、Apple IDとパスワードを入力する画面が出てくる
このようなSMSは「日本通運とは一切関係のないもの」として、送信者の番号に電話を掛けたり、記載されているURLにアクセスしないよう注意を促している。
なお、佐川急便やヤマト運輸、日本郵便など宅配業者の不在通知を装いSMS経由でフィッシングサイトに誘導する手口がこれまでも確認されており、各社が注意を呼び掛けている。