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Wi-Fi 6対応ルーター、TP-Link「Archer AX6000」

2.5GBASE-T対応WANも搭載

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応するWi-Fiルーター「Archer AX6000」を10月17日に発売する。Amazon.co.jpでは3万5150円(税込)で予約を受け付けている。

 Archer AX6000は、11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯が4804Mbps、2.4GHz帯が1148Mbps。11axの標準仕様であるOFDMAへの対応により、複数のWi-Fi子機による同時通信時にも遅延を最小化できるほか、TWTによって、子機側のバッテリー消費を削減できる機能も備える。

 本体には、1.8GHz、64bitのクアッドコアCPUと1GBメモリ、8本の外部アンテナを搭載し、MU-MIMOとビームフォーミングに対応する。

 さらに、Wi-Fi電波の範囲を拡大する「レンジブースト」に加え、「スマートコネクト」と「エアタイムフェアネス」の機能により、複数のWi-Fi子機接続時にも、速度を一定に保ちつつ安定した通信ができるという。

 スマートフォンからBluetoothでルーターに接続し、アプリ「Tether」を用いて初期設定を行えるほか、PCからはウェブブラウザーで設定ができる。

 トレンドマイクロの技術を採用し、QoSやペアレンタルコントロール機能も備えたセキュリティ機能「TP-Link HomeCare」にも対応する。また、Amazon Alexaによる音声コントロールにも対応する。

 背面には、2.5GBASE-T対応のWAN×1ポート、ギガビット対応のLAN×8ポートを装備。また、USB 3.0×2ポート(うち1つはType C)も装備する。本体サイズは261.2×261.2×60.2mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.04kg。

 なおTP-Linkでは、Wi-Fi 6に対応する最上位のゲーミングモデルや、エントリーモデル、中継器や子機など5製品を2019年内に発売予定とのことだ。

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