ニュース

タウンWiFi、GMOインターネットが子会社化

 GMOインターネット株式会社は、株式会社タウンWiFiを子会社化したことを11月18日に発表した。

 タウンWiFiは、フリーWi-Fiへの自動接続アプリを2016年5月から提供する企業。創業者で代表取締役社長の荻田剛大氏は、楽天を経てタウンWiFiを起業。今回GMOグループ傘下に入ることとなる。

2018年7月10日付記事『タウンWiFi、不要なフリーWi-Fiに接続しない「WiFiパーソナライズ接続機能」を追加』取材時の株式会社タウンWiFi代表取締役CEO兼ファウンダー(当時)の荻田剛大氏

 GMOインターネットでは、グループが展開するISP事業と、インターネット広告事業の領域において、タウンWiFiとともに新サービスの開発をはじめとする事業シナジーの創出に取り組むとしている。

 Android/iOS向けに提供されている「タウンWiFi」アプリは、近くにある接続可能なフリーWi-Fiに自動接続するもの。対応する公衆Wi-Fiスポットは35万カ所以上と同様のアプリではトップで、これまでに600万ダウンロード、月間約300万人の利用者数を誇る。

 遅いWi-Fiや使えないWi-Fiには接続しない機能や、専用VPNサービスも提供。広告サービスとしては、クーポン情報の通知なども展開していた。