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タウンWiFi、不要なフリーWi-Fiに接続しない「WiFiパーソナライズ接続機能」を追加

 株式会社タウンWiFiは、フリーWi-Fiスポットへの自動接続認証機能を備えたスマートフォンアプリ「タウンWiFi」に、新たに「WiFiパーソナライズ接続機能」を追加した。

 タウンWiFiは、国内外200万以上のフリーWi-Fiスポットへ接続し、利用可能な認証までを自動で行うアプリ。

 WiFiパーソナライズ接続機能は、ユーザーによるスマートフォン利用状況などから、モバイル通信量が残り少ないユーザーを優先的にフリーWi-Fiスポットへ接続する一方、これまでに蓄積したWiFiの混雑状況、接続速度、必要度といったフリーWi-Fiスポットに関するデータに基づき、スマートフォンを使っていないユーザーや通信速度の遅いWi-Fi接続は不要なユーザーの自動接続を抑制したり、切断したりする。

 さらに、これまでの操作履歴から、自動接続後にすぐ切断しているフリーWi-Fiスポットへの自動接続を行わないようにしたり、逆によく使っているフリーWi-Fiスポットへは必ず接続するようにする機能も含まれる。

 このほか、通信速度が遅いフリーWi-Fiに繋がるとすぐに自動で切断する「遅いWiFiに接続しない」機能も拡充。これまでの接続時速度チェックに加え、Wi-Fiビッグデータによる時間帯ごとの混雑状況や電波強度に応じても自動切断を行うようになるという。

 なお、Android版アプリにはHTTPS接続以外の通信を自動で保護するVPN機能を従来から搭載しており、iOS向けには別アプリ「WiFiプロテクト」で、ほぼ同様の機能を提供している。

 タウンWiFi代表取締役CEO兼ファウンダーの荻田剛大氏は、「我々はWi-Fiがなくては困る存在なので、(フリーWi-Fiスポットの)提供者にメリットのある仕組みを作っていきたい」と述べ、今後はフリーWi-Fi提供事業者向けの機能拡充を行っていくとした。