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Excelを通して業務改善を学ぶ書籍「ゴールも手段も自分で決める!バックオフィス問題解決マニュアル」発売

「ゴールも手段も自分で決める!バックオフィス問題解決マニュアル」(花房なゆた/山川信之著)

 株式会社インプレスR&Dは、Excelを用いて業務改善が学べる書籍「ゴールも手段も自分で決める!バックオフィス問題解決マニュアル」(花房なゆた/山川信之著)を発売した。小売希望価格(税別)は、電子書籍版が1600円、印刷書籍版が1800円。

 業務改善の一環として以前からバックオフィスの支援ツールがあったが、導入コストや運用管理に問題が見られた。さらに現在、PRAツールでも同様なことが起こり始めているという。同書は、総合職や管理職の人が、RPAやAI時代にも通用する業務改善をExcelベースで学び、実践するためのもの。ITILと呼ばれるマネージメントの知識や業務改善のノウハウを学ぶという内容になっている。

 例えば、頻繁に利用する処理はExcelのアドインにすることで、開発や運用の利便性が向上するという例が掲載されている。しかし、開発者と利用者が異なる場合や複数人のチームで利用している場合は、作成したアドオンのバージョン管理は慎重に行わなければならないといった内容も含まれている。

 また、セル同士の結合を多用した“Excel方眼紙”の解決策もある。例えば、各社から送られてくる請求書がExcel方眼紙だと、転記ミスや、案件ごとの合計額の集計や請求に関する素早い対応ができないといった問題がある。そのため、まずは担当者が請求書のシステム化を行い、ミスの削減や作業効率の向上が見られたら社内で共有するといったことなどが書いてある。

「汎用的な機能のアドオン化」では、頻繁に行われる処理をアドオン化する方法が紹介されている
いわゆる“Excel方眼紙”。このようなExcelのファイルだと転記ミスが発生したり、作業量が増える可能性があるので、改善していく