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10Gbpsの「フレッツ 光クロス」がPPPoEへ対応、NTT東は11月、NTT西は10月以降に

「フレッツ 光クロス」対応ONU(左)と、「フレッツ 光クロス」専用のレンタルルーター(右)

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、10Gbps対応の光ファイバー回線サービス「フレッツ 光クロス」におけるIPv6/IPv4のPPPoE方式への対応時期を発表した。

 フレッツ 光クロスはIPv6 IPoE方式のみでサービスが開始されるが、3月16日付のインタビュー記事『いよいよ始まる10Gbps接続の「フレッツ 光クロス」、NTT東日本を直撃!』でも既報の通り、PPPoE方式にも対応するとしていた。

Wi-Fi 6に対応する「フレッツ 光クロス」専用レンタルルーター背面。10GBASE-T対応のWANとLANを各1ポート、ギガビット対応のLANを3ポート装備

 そのIPv4/IPv6 PPPoE方式への対応時期について、NTT東日本は2020年11月以降、NTT西日本は2020年10月以降に、準備が整い次第、対応するという。

 なお、月額500円でオプション提供されるフレッツ 光クロス対応レンタルルーターで、PPPoEが利用できるのは2021年2月になるという。NTT東西では、それまでの期間にPPPoE方式でのインターネット接続を行うには、PPPoE方式での接続が可能な10Gbps対応ルーターをユーザー自身で準備する必要があるとしている。