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Avast、VPN機能内蔵のiOS版「セキュアブラウザ」をリリース

広告ブロック、アンチトラック、閲覧履歴の保護機能などを搭載

iOS版「セキュアブラウザ」

 Avast Softwareは18日、VPN機能を内蔵するウェブブラウザーアプリ「アバストセキュアブラウザ」のiOS版をリリースした。iOS 13.0以降に対応する。

 アバストセキュアブラウザはPC・スマートフォンに対応したウェブブラウザー。スマートフォン向けには、Android版が2020年4月にすでに提供されており、iOS版が新たに提供された。

 ウェブブラウザーにVPN機能を内蔵し、無料版では通信中や保存されたデータのVPN保護に対応する。有料版にアップグレードすると、30以上の任意のサーバーロケーションの利用や、スマートフォン上の全アプリのVPN保護が可能となる。

 通信の暗号化には、AES-256とトランスポート層にTLS/SSL暗号化プロトコルを採用し、ウェブ閲覧履歴やブックマーク、IPアドレス、DNSクエリなどを暗号化する。

 「クロスプラットフォーム同期」機能に対応し、アバストのアカウントを通して、デスクトップとスマートフォンなど異なるデバイス間でウェブ閲覧履歴とブックマークを同期できる。同期する際の通信にはエンドツーエンド暗号化を採用する。

 ウェブサイトや広告主、そのほかのウェブサービスからのトラッキングを阻止する「アンチトラック」機能、不要な広告をブロックしてウェブサイトの読み込み時間を改善する「広告ブロック」機能も搭載する。

メディア保存機能
広告ブロック・アンチトラック機能

 そのほか、ダウンロードされたファイルを暗号化する「メディア保存」機能や、閲覧履歴とデータをPINコードまたは指紋認証で保護する機能も搭載。

 セキュアモード、セキュア&プライベートモード、カスタムモード、ダークモードなど設定のカスタマイズが可能。