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ネオジャパン、グループウェア「desknet's NEO」の新バージョン、新たにスマホアプリも提供

「desknet's NEOスケジュールアプリ」

 株式会社ネオジャパンは、グループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」の新バージョン「V6.0」の提供を開始した。新たにスマートフォン/タブレット向け専用アプリを提供することと、ネオジャパンが提供する業務アプリ作成ツール「AppSuite」と連携できるようになったことが大きな点だ。

 desknet's NEOは、これまでウェブブラウザーから利用していたが、iOS(12.0以上)とAndroid(8.0以上)向けの専用アプリ「desknet's NEOスケジュールアプリ」がリリースされ、画面が小さいスマートフォンでも見やすく、操作がしやすくなっている。同じ部署など、複数のユーザーの1週間分のスケジュールが一覧できる「組織スケジュール」もスマートフォンで利用できるようになった。

 また、画面が大きいタブレットでは、組織スケジュールにより、1画面で複数人の予定が1週間分、確認できる。

「組織スケジュール」がスマートフォンでも利用できる。
タブレットでは、大きな画面を生かし、複数名の1週間の予定が1画面で確認できる

 このほかには、予定時間、自分の予定の登録/変更/削除、ダイレクトメッセージ、「ネオツイ」を受信した際に、アプリのプッシュ通知で受け取れるようになった。

「ネオツイ」のつぶやき
「ネオツイ」のつぶやき、ダイレクトメッセージ、スケジュールの変更などがあると、プッシュで通知される

 また、desknet's NEOのワークフロー機能とAppSuiteが連携。これにより、AppSuiteで作成した業務アプリがdesknet's NEOの「ワークフロー」で扱えるようになった。AppSuiteでは、紙の書類と同じデザインの業務アプリが作成できるため、ユーザーに分かりやすくなっている。

 このAppSuiteにてワークフローで扱う書類を作成する場合。商品マスタや顧客マスタなど社内で管理をしているデータベースから情報が得られるようになっている。例えば、見積書を作成する場合は、1つのサービスや商品ごとに料金を調べて記載する必要があったが、製品マスタと連携することで商品を検索すると製品名や型番、単価が自動的に入力される。

 なお、このような連携を実現するためにはAppSuiteのライセンスが必要だが、「申請の作成・承認(マスタ連携なし)」はライセンスは不要だ。

「desknet's NEO」のワークフローにて「AppSuite」のアプリが使えるようになった

 desknet's NEOは、クラウドで提供される「クラウド版」のほかに、パッケージソフトの「パッケージ版(スモールライセンス)」と「パッケージ版(エンタープライズライセンス)」がある。

 価格(税別)は、クラウド版が1ユーザーあたり月額400円。パッケージ版は買い取りで、スモールライセンスが100ユーザー37万8000円、200ユーザー69万8000円、300ユーザー99万8000円、エンタープライズライセンスが300ユーザー150万円、1000ユーザー472万円、5000ユーザー885万円、1万ユーザー1239万円、無制限は1534万円。