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「仕事始めはオフィスへ出社」が6割、2022年はテレワークを増やしたいのに出社頻度が増えそうとの調査結果
2022年1月18日 06:00
株式会社ライボは、「2022年 働き方意識調査」の結果を発表した。2022年はテレワークを増やし、出社頻度を減らしたいという人が7割以上いる一方で、出社頻度が増えたり、テレワークが減ったりしそうだという人が6割に上った。
この調査は、20~1000人規模の会社に勤務している667人を対象に、2021年12月24日~2022年1月4日にインターネットを用いて行われた。
「2022年 仕事始めの勤務形態」については、「出社必須」が41.2%、「必須ではないが出社」が20.1%で、合わせて61.3%がオフィスへ出社するとの回答だった。一方、「テレワーク必須」は9.9%、「必須ではないがテレワーク」は26.8%。
「2022年はどんな働き方を希望するか」との質問では、「テレワークを増やしたい」が31.8%、「出社頻度を減らしたい」が26.5%、「テレワーク必須が良い」が18.1%となり、出社を減らしたり、テレワークで仕事をしたりしたい人は合わせて76.4%となった。
一方で、「出社頻度を増やしたい」が13.6%、「出社必須が良い」が6.7%、「テレワークを減らしたい」が4.5%だった。
しかし、調査の結果では、61.1%の人は2021年よりも2022年は通勤が増えるなど、出社形態になりそうだ。「2022年の働き方実態(2022年1月の予定)」について、「出社頻度が増える」が32.1%、「出社必須」が19.3%、「テレワークが減る」が9.7%となっている。
逆に「テレワークが増える」は9.9%、「テレワーク必須」は9.1%、「出社頻度が減る」は7.6%だった。
「2021年の働き方満足度」については、「大変満足」が20.8%、「やや満足」が38.1%で、合わせて58.9%が満足と回答している。「普通」は23.8%で、「不満」が6.0%、「やや不満」が11.2%となっている。
「年代別の満足度」は、「大変満足」と「やや満足」を合計すると、20代では63.6%、30代では65.7%、40代では54.7%、50代では38.6%が満足と回答している。30代が一番多く、年代が高くなるほど満足度は低くなる傾向にある。