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“凄腕”の若者に最大100万円支援、ITの技術力/アイデアを有する20歳未満の個人・団体をラックが募集

 株式会社ラックは11月7日、ITに関する技術力やアイデアを持つ若者を支援する「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム“すごうで 2023”」の募集を開始した。応募締め切りは2023年1月25日(郵送の場合は当日消印有効)。個人または団体で最も優れた1件を選定し、目標を実現させるために必要なソフトウェアやハードウェアなどの購入について最大100万円を支援する。

 応募条件は、個人の場合はITに関する技術力やITを活用したアイデアを有する人で、20歳未満(誕生日が2003年4月2日以降)であること。また、団体の場合は、個人の応募条件を満たす人が過半数所属している必要がある。申し込み書類には、実現したい目標、具体的な活動計画、支援して欲しい時期、過去の実績や意気込みなど、審査員にアピールしたいことを記載する。

 具体的な支援内容として、目標の達成に必要なハードウェア、ソフトウェア、勉強会や競技大会の必要経費、プログラミング技術などITのトレーニングや各種講習の受講費用の提供が挙げられている。また、ラックの専門家による技術的な助言、試作ソフトウェアのセキュリティ検証、プログラミングのアドバイスなど、目標の実現に協力できる人や企業・団体の紹介といったことも挙げられている。

 “すごうで”は2013年にスタートし、これまでに8名と1チームを支援した。その中には、支援後に新たな切り口でビジネスを立ち上げた人もいるとしている。

これまでの“すごうで”の支援と目標

 ラックでは、若者向けの情報セキュリティに関する合宿形式の講義「セキュリティ・キャンプ」の運営をはじめとして、さまざまな勉強会を実施している。その中で「その若者たちの柔軟な発想を生かし、才能を開花させるためのバックアップが必要」として、“すごうで”による支援を実施しているという。