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NECがミクロネシア、キリバス、ナウルを結ぶ光海底ケーブル供給へ、3国の通信事業者と契約

 日本電気株式会社(NEC)は6月6日、太平洋の島嶼国であるミクロネシア連邦、キリバス共和国、ナウル共和国の3国を接続する総延長約2250kmの光海底ケーブル敷設プロジェクト「East Micronesia Cable System (EMCS)」のシステム供給契約を締結したと発表した。3国をつなぐ初の光海底ケーブルとなる。

 同プロジェクトは、日米豪の各政府が連携支援する「東部ミクロネシア海底ケーブル事業」に基づくプロジェクトで、3国の資金提供のもとで実施される。

 ミクロネシアの海底ケーブル運営会社FSM Telecommunications Cable Corporation(FSMTCC)、キリバスの国営通信会社Bwebweriki Net Limited (BNL)、ナウルの国営通信会社Nauru Fibre Cable Corporation(NFCC)の3社と契約し、キリバスのタラワ島から、ナウルのナウル島、ミクロネシア連邦のコスラエ島およびポンペイ島と、3国の4つの島にわたってケーブルが敷設される。

 NECは、のべ40万kmを超える海底ケーブルの敷設実績があり、海底ケーブルは子会社の株式会社OCC、海底中継機はNECプラットフォームズ株式会社が製造しているという。2022年9月には、ノルウェー船籍の光海底ケーブル敷設船「Normand Clipper(ノーマンドクリッパー)」を、2026年5月までの45カ月間にわたりチャーターしている