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苫小牧市、ワーケーションなどによる長期滞在希望者向けの窓口を開設。地元事業者との交流支援も

 北海道苫小牧市は、市のウェブサイトに「苫小牧市ワーケーション」の特別ページを設け、ワーケーションなど長期滞在に関する情報発信と、滞在応援窓口の紹介、および、地元の事業者との交流支援を開始した。

 市の中心部から5分圏内に苫小牧港、30分圏内に新千歳空港を有する同市は"北海道のダブルポートシティ"だとして、市では、ワーケーション希望者や事業者を積極的にサポートする姿勢を示している。

 特別ページでは長期滞在希望者向けに情報の発信を行っているほか、フォームからの相談も可能。交流を希望する地元の事業者からの連絡も受け付けている。そのほか、Google Mapsの共有機能を活用した市内滞在ユーザー参加型の「みんなで作る苫小牧テレワーク応援MAP」を提供し、随時更新するとしている。

「みんなで作る苫小牧テレワーク応援MAP」イメージ

 テレワークの普及により暮らし方や働き方に対する意識の多様化が進み、地方自治体では移住やワーケーションを促進する動きがあるとして、同市は「テレワークを使って北海道内に“長居”したいひと」から「北海道内にビジネスの縁を作り出したい事業者」まで、サポートするため気軽に相談してほしいとしている。