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人気ゲーム「フォートナイト」に近未来の渋谷・原宿が出現、東急不動産らがリアルとデジタルを融合させたデジタルツイン施策

10月21日から「リアル鬼ごっこ」イベントも実施

 東急不動産株式会社と、無料BS放送「BS12(トゥエルビ)」を運営するワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社は、人気オンラインゲーム「FORTNITE」のマップ上に広域渋谷圏を再現し、広告やイベントなどのデジタルツイン施策を開始すると発表した。

 広域渋谷圏とは、東急グループの渋谷まちづくり戦略において定める、渋谷駅から半径2.5kmのエリアのこと。東急不動産は、同社が実施している広域渋谷圏の魅力を高める取り組み「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」を行っており、本施策もその一環と位置づけられる。

近未来の渋谷・原宿マップを制作

 「FORTNITE」内に近未来の渋谷マップ・原宿マップをそれぞれ制作し、東急不動産が関与する広域渋谷圏の4物件、「渋谷フクラス」(東急プラザ渋谷)、「東急プラザ表参道原宿(24年春以降に「東急プラザ表参道・オモカド」へ名称変更予定)」および、「Shibuya Sakura Stage」(23年11月竣工、以降順次開業予定)、「東急プラザ原宿・ハラカド」(24年春開業予定)をマップ上に再現する。

デジタルツイン広告の実装

 再現されたゲーム内の物件に広告スペースを設け、デジタル世界の広告と現実世界の広告とを連動させたデジタルツイン広告を実装する。

制作されたマップでのイベントの実施

 ワールド・ハイビジョン・チャンネル主催による、近未来の渋谷・原宿マップを舞台に「リアル鬼ごっこ」を行うゲーム内イベント「原宿eSCRAMBLE Cup」を10月21日14時から開催予定。またBS12のプロeスポーツチーム「原宿 STREET GAMERS」所属のプレイヤー「まいざくら」氏のYouTubeチャンネル「HSGまいざくら公式YouTube」にて生配信も行われる。

 なお、同イベント終了後には、近未来の渋谷・原宿マップでプレイできるマップコードが一般公開される予定。さらに今後も渋谷マップおよび原宿マップを活用したさまざまな施策を順次企画していくとしている。