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詐欺電話・SMS詐欺対策アプリ「Whoscall」、渋谷区と共同で実証実験。区民など300人に1年間無償提供

 詐欺電話・SMS詐欺対策アプリ「Whoscall(フーズコール)」を提供するWhoscall株式会社は9月4日、渋谷区と共同で「特殊詐欺がない未来を創る実証実験プロジェクト」を開始し、モニターの募集を開始した。募集期間は9月30日まで。

 WhoscallはAndroid/iOS対応のアプリで、同社が保有する電話番号データベースをもとにAIを用いて着信した電話番号を識別し、詐欺電話やSMS詐欺(スミッシング)の対策を可能にする。同社は台湾に本社を持ち、東アジア最大となる26億件の各国電話番号データベースを保有しているという。

 同プロジェクトのモニターへの応募資格を持つのは、渋谷区在住者および渋谷区内に拠点を持つスタートアップの従業員など。募集人数は先着で300人。モニターにはWhoscallプレミアム版(月額350円/年額3000円)の、1年間無償の引換コードが提供される。

 モニター開始から3カ月後と1年後にウェブでアンケートを実施。このアンケート結果や、アプリで検出した情報をもとに、効果を検証するとしている。

Whoscallの主な機能