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低消費電力・低発熱を実現する2.5GbE用最新チップ「RTL8156BG」搭載の有線LANアダプター、プラネックスが発売

左:USB-LAN2500R2(USB Type-A)、右:USBC- LAN2500R2(USB Type-C)

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、USB Type-A/C接続の有線LANアダプター2製品を、10月中旬に発売する。USB Type-A接続の「USB-LAN2500R2」、USB Type-C接続の「USBC- LAN2500R2」ともにオープン価格で、どちらもAmazon.co.jpでの販売価格は3980円。

 台湾REALTEK製の2.5GbE用最新チップ「RTL8156BG」を搭載している。同チップはRTL8156シリーズの最新版で、低発熱、低消費電力に加え、チップ内部の電源の安定化により互換性の向上を実現し、従来のRTL8156シリーズを搭載した有線LANアダプターでは動作が安定しなかった環境での改善が期待されるとしている。

REALTEK RTL8156BG
内部の構造

 同社によると、「USB-LAN2500R2」は、初期型のRTL8156を搭載した同社の前モデル「USB-LAN2500R」に比べ、消費電力は64%減の0.88W、コントローラーチップ表面の温度はマイナス32.4℃の52.9℃となることを実測したという。稼働中のアルミボディの表面温度は36℃と熱く感じることはなく、さらに低消費電力のためバッテリーの動作時間が長くなることが期待されるとしている。

 対応OSは、Windows 11/10(ARM版/Sモードを除く)、Windows Server 2022/2019/2016/2012 R2/2012、macOS 13/12/11、Linux Kernel 3.8以降、Chrome OS。本体サイズは約22×17×56mmで、PC接続用のケーブル長さは約120mm。USBのデータ伝送はUSB 3.2 Gen 1に対応する。