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「マネーフォワード クラウド確定申告」が2023年度(令和5年分)の確定申告書様式に対応

医療費集計フォーム用Excelのインポート対応など新機能も

 株式会社マネーフォワードは1月24日、「マネーフォワード クラウド確定申告」の2023年度版を公開したと発表した。2023年度(令和5年分)の確定申告書様式の出力に対応したほか、医療費控除や住宅ローン控除に関する新機能を追加した。

 「マネーフォワード クラウド確定申告」は、個人事業主向けのクラウド型確定申告ソフト。青色申告・白色申告に対応しており、確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書などの確定申告必要書類を作成できる。

 2023年度の様式への対応項目は、以下の通り。

  • 国外居住親族に係る扶養控除の見直しに対応
  • 上場株式等の配当所得等に係る課税方式の見直し(地方税)に対応
  • スタートアップ向け税制に対応
  • 帳票の様式変更に対応
    - 申告書第一表・第二表
    - 収支内訳書 一般用
    - 青色申告決算書 一般用
    -(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書

 追加された新機能は以下の通り。

  • 医療費控除を受ける際に必要な、国税庁のサイトから取得できる医療費集計フォームのExcelシートをインポートできる機能
  • 認定住宅(2022年以降入居のZEH水準省エネ住宅/省エネ基準適合住宅を含む)に入居したユーザーが、住宅ローン控除の計算明細書を作成できる機能

 このほか、「マネーフォワード クラウド確定申告」のアプリ版でも「AI-OCR自動仕訳機能」を提供開始。レシートや領収書をスマートフォンのカメラで撮影・アップロードすることで、自動で内容を読み取り、仕訳を作成できるとしている。