2009年最も使用された英単語は「Twitter」


 米Global Language Monitorは11月29日、2009年に英語圏で最も使用された単語は「Twitter」であるとの調査結果を発表した。

 Global Language Monitorは今回、2009年に最も多く使用された英単語15語、フレーズ10語、名前10個を発表した。

 それによると、単語部門の1位は「Twitter」、2位は「Obama」(米国大統領)、3位は「H1N1」(新型インフルエンザの正式名)だった。このほか、インターネット関係では6位に「2.0」が入った。また、フレーズ部門で6位に「Cloud Computing」がランクインしている。

 Global Language Monitorは、インターネット、ブログ、ソーシャルメディアだけでなく、新聞、雑誌などの印刷物を含め、英語圏で公開されている文書を独自のアルゴリズムによって分析。言葉の使用頻度、文脈、長期・短期のトレンドを分析することによってこのランキングを作成し、毎年発表している。

 Global Language MonitorのプレジデントであるPaul JJ Payack氏は「世界を揺るがす政治イベント、パンデミック、破壊的な金融危機、世界的なポップスターの死によって際だったこの年に、これらすべてよりも多く使われた言葉はTwitterだった」と述べ、このサービスの影響力の強さに言及している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/12/1 12:03