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GWは日本科学未来館で遊ぼう! DJ体験で量子コンピューターを学ぶ展示と、宇宙の謎を解き明かす先端研究の展示が一般公開
2025年4月29日 06:30
日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)では、2つの常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」「未読の宇宙」を4月23日に一般公開した。同館の開館時間は10〜17時。火曜日は休館日だが、ゴールデンウィークは全期間開館。入館料は大人630円、18歳以下210円、未就学児無料。
「量子コンピュータ・ディスコ」は、量子コンピューターの成り立ちや研究の歴史、最新の開発なども基礎から紹介し、直感的に楽しみながら量子コンピューターを理解できる展示。音楽を選びフロアに流す操作を通して、量子力学の特性を学ぶDJ体験などができる。また、最新の研究開発の成果として、超伝導量子コンピュータに用いられる144量子ビットの集積回路チップを、国内で初めて一般公開しているという。
「未読の宇宙」は、巨大な観測・実験装置を駆使して、研究者たちがどのように宇宙を読み解こうとしているのかを体感できる展示。実際の観測・実験データをもとに制作された大迫力の映像が取り囲む展示空間で、さまざまな波長の光で宇宙を捉える多波長観測、ニュートリノ観測、重力波の観測、加速器実験という、宇宙の謎を解明するための4つの先端研究に触れることができる。