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「Yahoo!ニュース」トップページが刷新、「トピックス」がより見やすく

 ヤフー株式会社は27日、ニュース配信サイト「Yahoo!ニュース」のトップページを全面リニューアルした。すでに運用が開始されている。13文字の見出しでおすすめ記事をコンパクトにまとめた「トピックス」のコーナーを見やすい位置に再配置したほか、パーソナライズ機能も強化した。

リニューアル後の「Yahoo!ニュース」トップページ
リニューアル前の旧「Yahoo!ニュース」トップページ。「トピックス」の位置が大幅に変わっていることがわかる

 新聞社、出版社などが制作した記事をとりまとめ、総合的に掲載している「Yahoo!ニュース」だが、これまではポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のトップページに掲載された「トピックス」のコーナーが、“入り口”(リンク元)として機能していたという。

 この「トピックス」の編集にあたっては、1日に配信される約3500本の記事の中から約80本を編集部側で厳選し、13文字の見出しを付け、8種類の記事カテゴリーで紹介する体制をとっている。リニューアル後の「Yahoo!ニュース」トップページでは、この「トピックス」をページ最上部に表示することで、ページそのものの価値を高める狙いがあるとしている。

 また、各ユーザーのニュース閲覧履歴をもとにした「あなたにおすすめの記事」が「レコメンドニュース」に改称され、「トピックス」の下部に表示されるようになった。あわせて、Yahoo! JAPAN IDによるログインをしていない状態でも、過去に読んだ記事を考慮してのおすすめ表示が行われるようになった。

 ヤフーでは、今回のリニューアルにより、編集部厳選の“知っておきたいニュース”とユーザー嗜好に合わせた“もっと知りたいニュース”が1つのページで見られるようになったとアピールしている。

(森田 秀一)