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「Gmail」「Google+」などで大規模障害、ユーザーが25分間アクセス不能に

 「Gmail」「Google+」「Google カレンダー」「Google ドキュメント」など、ログインして使用するGoogleのサービスで24日、ほとんどのユーザーが約25分間にわたってそれらのサービスにアクセスできない状況が発生した。約10%のユーザーは影響が30分以上にも及んだという。

 Googleによると、太平洋標準時の14日10時55分、コンフィギュレーションを生成する内部システムのバグにより、他のサービスに対して誤ったコンフィギュレーションを送信し出した。その結果、各サービスではユーザーからのリクエストを無視してしまうようになり、11時2分から実際にユーザーが各サービスでエラーに遭遇するようになった。その後、システムが自動的にエラーを解消。11時14分に正しいコンフィギュレーションが生成され、11時30分までには各サービスで正しいコンフィギュレーションが反映されたと説明している。

 Googleでは、再発防止に向けてバグを修正するとともに、他のコンフィギュレーション生成システムにおいても同様のバグがないか確認するほか、誤ったコンフィギュレーションが入力されないようチェックする行程の追加や、サービス障害時の原因の早期発見のためのモニタリングなどに務めるとしている。

(永沢 茂)