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国会&国会議員向けのサイバーセキュリティ調査報告書、国会図書館がウェブで全文公開

 国立国会図書館は17日、調査報告書「情報通信をめぐる諸課題」「情報通信技術の進展とサイバーセキュリティ」を刊行したと発表した。国会議員、全国の都道府県立図書館などに配布するほか、国立国会図書館のウェブサイトでも公開しており、全文をPDFでダウンロードできる。

 国立国会図書館の「調査及び立法考査局」が、科学技術政策上の重要課題について調査するプロジェクトの報告書として取りまとめたもの。同プロジェクトでは、科学技術にかかわる国政の課題についての国会審議に役立ててもらうことを目的として、2010年度からテーマを決め、外部の専門家・研究者らと連携して調査を行い、報告書を国会および国会議員に提供している。

 2014年度のテーマは「情報通信技術の進展に伴う諸問題」。その成果として今回、2部から構成される調査報告書が刊行された。情報通信にかかわる政策や深刻化しているサイバーセキュリティについて現状と課題をまとめているとしており、ぜひ活用してほしいとしている。

「情報通信をめぐる諸課題」。情報通信にかかわる政策の現状と課題を整理し、データの利活用、オープンデータ化、情報セキュリティなど、さまざまな課題を扱っているという
「情報通信技術の進展とサイバーセキュリティ」。深刻化しているサイバーセキュリティの問題について、歴史的な背景や基本概念を整理し、技術的・制度的・社会的側面から現状と課題を概観しているという

(永沢 茂)